海外輸入品を扱う場合の確定申告の棚卸について

海外輸入品を扱う場合の確定申告の棚卸について

今年も確定申告の時期がやってきました。

私は今回が2回目の確定申告になりますが、1回目は税理士による無料個別記帳指導を受講していたので、税理士さんに言われるがままに確定申告書の作成をしたため、今回たった一人でできるのか心配でした。

>>> 税務署の税理士による無料個別記帳指導を受ける の記事はこちら

しかし、先日初めて会場に出向き、確定申告を無事済ませてきました!

今回一人で確定申告をするにあたって一番頭を悩ませたのが棚卸でした。

前回の棚卸しでは、税理士さんより仕入れの際の送料や関税も棚卸に入れるように言われていたため、今年も棚卸表を作成しようと思ったのですが、送料をどのように計算したらいいのかさっぱりわかりません。

そもそも仕入れの際の送料や関税は棚卸に入れなければいけないのでしょうか?

仕入れの際の送料や関税も棚卸資産となるの?

さっそく税務署に電話で聞いてみることにしました。

「仕入れの際の送料や関税は棚卸に計上する必要があるのでしょうか?」

棚卸に計上する必要があるかないかは、仕入れの際の送料や関税がどのような仕訳をしているかによるようです。

仕訳が仕入高の場合

送料や関税を棚卸に計上しなければならない

仕訳が荷造り運賃や租税公課としている場合

送料や関税を棚卸に計上する必要はない

私は仕入れの際の送料や関税を前年度も今年度も仕入高として仕訳していたため、このままでは送料や関税も棚卸に計上しなければなりません。

勘定科目の仕訳方法を途中で変更してもいいの?

会計のルールとして、継続性の原則といって一度決めた勘定科目や会計基準を継続的に使うこととなっています。

税務署の方に仕訳方法を途中で変更してもいいのか聞いたところ、青色申告を始めて1、2年の場合はまだ方法等が理解できていないため、変更しても大丈夫だとの事でした。

ほっとしました。

少し面倒でしたが、幸い確定申告前だったため、今年度の仕訳を遡って変更することができました。

仕入れの際の送料や関税の仕訳方法

そもそも海外輸入品を扱う場合、ネットで調べたところ仕入れの際の送料や関税の仕訳は仕入高と情報が掲載されているのがあります。

私が税務署に問い合わせた時の内容は、

送料は荷造運賃で、関税は租税公課とどちらも経費として入れても大丈夫とのお話でした。

人によって仕訳(経理処理)が違うため、どれが正解かというのは難しいのかもしれません。