ネットショップ、フリマアプリ、ネットオークションを始めるなら、まず最初に必ず準備しておきたいのが専用の銀行口座です。
数ある銀行口座の中でも、実はネット販売に適したお得な銀行口座があるのです。
ネット販売に適した銀行口座にするべきです。
これからネット販売を始めようと思っている方は、まずは新たにネット販売専用の銀行口座を開設することから始めましょう。
また、既にネット販売をしているけど、専用の銀行口座を持っていない方や、お小遣い稼ぎには関係ないと思っている方、お得な情報がありますので、ぜひ読んでいただければ幸いです。
本日は、ネット販売に私がおすすめだと思う銀行口座2選をご紹介したいと思います。
目次
おすすめ銀行口座2選
楽天銀行とジャパンネット銀行がおすすめ
私は、ネット販売専用のメインバンクに楽天銀行を使っています。
楽天銀行をメインバンクにして、サブ的な感じでジャパンネット銀行を使っています。
楽天銀行とジャパンネット銀行は、ネット販売する方にとって様々なメリットがあります。
特に下記のような方におすすめです。
銀行 | こんな方におすすめ |
---|---|
楽天銀行 | ・海外送金する方は、送金手数料が安い ・ラクマで出品する方は、売上金受取時の振込手数料がお得 ・BUYMAで出品する方は、売上金受取時の振込手数料がお得 ・楽天市場で出店する方は、限定特典があるのでお得 ・ショップサーブで出店する方は、売上金受取時の振込手数料がお得 ・屋号入り銀行口座を作りたい方 |
ジャパンネット銀行 | ・ヤフオク!で出品する方 ・屋号入り銀行口座を作りたい方 |
メリットがあることはもちろんのことですが、特にネット販売は、商品の発送代、梱包資材、売上の入金、仕入れ費用等、最もお金の出入りの激しいビジネスといっても過言ではありません。
このように日々お金の出入りが激しいネット販売で、既に持っている「個人銀行口座」と「ビジネス用」を併用してスタートしてしまうと、管理がとても難しくなってしまいます。
これからネット販売を始めようと思っている方は、まずは新たにネット販売専用の銀行口座を開設することから始めましょう。
それでは、それぞれのメリットについて詳しく紹介していきたいと思います。
楽天銀行
ラクマで出品するなら楽天銀行
ラクマを始めるなら、楽天銀行で口座開設するのがおすすめです。
フリマアプリ | 振込手数料 |
---|---|
楽天銀行 | 1万円未満:216円 1万円以上:無料 |
その他の銀行 | 1件につき216円 |
1万円未満でも、すぐに手数料なしで売上金を受け取ることができますね。
BUYMAで出品するなら楽天銀行
登録料・出品料無料のBUYMAですが、BUYMAから代金の振込ごとに、振込手数料(1回あたり)がかかります。
BUYMAで出品する方は楽天銀行の口座開設が必須と言えます。
BUYMAが成約代金を振込する際の、振込手数料 | |
国内口座:楽天銀行 | 216円(税込) |
国内口座:楽天銀行以外 | 378円(税込) |
海外口座 | 1,000円(非課税) |
たかだか162円と思うかもしれませんが、月2回BUYMAから成約代金を振込依頼する場合、年間3,888円も差額が出てきます。
ビジネスをスタートさせるなら、このようなところにも目を向けていく必要があります。
楽天市場に出店するなら楽天銀行
またBUYMAだけではなく、楽天市場に出店する場合も楽天銀行がお得です。
楽天市場店舗限定特典があるため、楽天市場に出店している15,000店舗が売上の入金口座として、楽天銀行が一番利用されてる銀行です。
ショップサーブで出店するなら楽天銀行
また、独自ネットショップ「ショップサーブ」も楽天銀行なら売上の振込手数料が無料になります。
ネットショップやフリマアプリをする方にとって様々な特典がある楽天銀行。一つ持っておいても損がない銀行と言えるでしょう。
海外送金するならおすすめ
楽天銀行の海外送金は、海外から商品を仕入れた場合の代金の支払いに、格安の送金手数料で200ヶ国以上に送金することが可能です。
海外への送金には送金手数料がかかりますが、楽天銀行の優れている点は、他の銀行や送金サービスに比べて送金手数料が安いことです。
銀行 | 種類 | 海外送金手数料 |
---|---|---|
楽天銀行 | 個人口座 | 750円 |
個人ビジネス口座 | 1,000円 | |
法人ビジネス口座 | 1,000円 |
海外送金は、送金手数料の安さだけでなく、為替レートも重要です。
為替レートという2国間の通貨を交換する時の取引価格があります。
本来の為替レートに手数料(スプレッド)を上乗せしています。その手数料(スプレッド)は、銀行によって、時間帯によってそれぞれ違ってきます。
楽天銀行は、送金手数料の安さだけでなく、平日日中の手数料(スプレッド)も結構安めなのです。
海外送金するなら、平日の日中がおすすめです。
【為替レートの更新時間】
送金レートは楽天銀行所定の時間 10:30前後、17:00前後(多少前後する場合があります。)にて更新されます。
そのため私が海外送金する時間帯は、必ず平日10:30~17:00までにしています。
平日の日中に海外送金が可能な方なら、楽天銀行をおすすめします。
屋号入り銀行口座を開設可能
銀行 | 種類 | 口座名義 | 必要書類 |
---|---|---|---|
楽天銀行 | 個人口座 | 個人名 | ・本人確認資料 |
個人ビジネス口座 | 個人名/個人名+屋号 | 楽天銀行個人口座開設後、下記のうち、いずれか1つ ・個人事業開業届(受付印のあるもの) ・個人事業開始申告書(受付印のあるもの) |
|
法人ビジネス口座 | 法人名/法人名+ショップ名等 | ・本人確認資料 ・履歴事項全部証明書(商業・法人登記簿謄本) ・事業実態の確認できる資料 |
屋号入りの口座を作る一番のメリットは、ネットショップのお客様や取引先、仕入れ業者から信用を得ることができることです。
個人事業主の場合、大手銀行を含めほとんどの銀行が屋号のみで口座開設することが難しいのが現状です。
楽天銀行も個人事業主の場合、「屋号のみ」の銀行口座開設は出来ません。
口座名義を個人名に加えて屋号を追加する下記のどちらかになります。
「屋号+個人名」または「個人名+屋号」
屋号に個人名が加わりますが、信頼を得る意味では何ら変わりはありません。
屋号入りの銀行口座は、ネットショップを開業する人にとって必須口座といえます。
※楽天銀行で屋号入り銀行口座を開設するには、まずは個人口座の開設が必要になります。一旦個人口座の開設後、個人ビジネス口座開設に必要な書類を取り寄せる形になります。
まずは個人口座の開設から申し込みしてください。
ジャパンネット銀行
ヤフオク!で出品するならジャパンネット銀行
ヤフオク!で出品する方、ヤフオク!で買い物する方にとっては、ジャパンネット銀行がお得です。
ヤフオク!で出品するメリット
ジャパンネット銀行の口座をYahoo!ウォレットの受取口座に設定しておくと、落札者がYahoo!かんたん決済で支払った落札代金を土曜・日曜・祝日・夜間でも受け取れるメリットがあります。
ヤフオク!買い物するメリット
ジャパンネット銀行の普通預金口座をYahoo!ウォレットに登録すると、Yahoo!かんたん決済で、ヤフオク!の落札代金を手数料無料で支払いができます。またヤフオク!でジャパンネット銀行を使うと最大で落札金額の2%分のTポイントが貯まります。
ヤフオク!を利用する方にとっては必須の銀行口座です。
海外送金は不可
残念ながら、ジャパンネット銀行では海外の銀行への振り込み(海外送金)は取り扱いがありません。
海外送金されない方は問題ありませんが、海外送金される場合は、楽天銀行をメインバンクにするか、海外送金サービスの口座を開設し送金の際に振込するのがおすすめです。
屋号付個人名義の口座を開設可能
屋号入りの口座を作る一番のメリットは、ネットショップのお客様や取引先、仕入れ業者から信用を得ることができることです。
ジャパンネット銀行は、法人の場合は法人名義、個人事業主の場合は屋号付個人名義の普通預金口座「BUSINESS ACCOUNT」があります。
銀行 | 種類 | 口座名義 | 必要書類 |
---|---|---|---|
ジャパンネット銀行 | 個人口座 | 個人名 | ・本人確認資料 |
ジャパンネット銀行 | 営業性個人(個人事業者)口座 | 屋号付個人名 ※1営業性個人に対し1口座 |
・本人確認資料 ・事業実態の確認書類(申し込みの「屋号」「ご本人の氏名」が記載された書類いずれか1点) |
法人口座 | 法人名 | ・本人確認資料 ・履歴事項全部証明書(登記簿謄本) ・事業内容の確認資料 |
ジャパンネット銀行も個人事業主の場合「屋号のみ」の銀行口座開設は出来ず下記から選択することになります。
・日本ふとん店 日本太郎
・日本商店 日本太郎
セキュリティに強い
ジャパンネット銀行では安心してサービスを利用できるように、最高水準のセキュリティで情報を保護しています。
口座開設時にトークンを無料でもらえます。トークンとは、引をする際に必要な本人認証として、1度だけ有効なパスワードが表示されるカードです。
一度使ったパスワードは無効となるため、万が一スパイウェア等でパスワードを盗み見られても、使用されることはありません。
セキュリティ対策に関しては力を入れていると評価しています。
振込手数料(インターネットバンキング)
振込金額 | 3万円未満 | 3万円以上 |
ジャパンネット銀行口座宛 | 54円 | |
他の金融機関宛 | 172円 | 270円 |