足の裏が痛い!モートン病と診断される フリーランスの職業病!?

足の裏が痛い!モートン病と診断される フリーランスの職業病!?

フリーランスとなってしばらくして、前から足の裏に痛みを感じるようになりました。

その時すぐに整形外科を受診し、レントゲンを撮ったのですが異常なし。

それも激痛という訳でもなく、時々痛みが出る感じで日常生活に支障がない程度だったため、痛みが時々続いていたにも関わらず、その後1年間も放置してしまいました。

しかし、先日買い物で歩いていたら痛みが出て、やはりこれはさすがにおかしいと思い、今度は整骨院へ行くことにしたのです。

整骨院で診断されたのが、「モートン病(神経種)」。

病名を聞くだけで、とんでもなく大変な病気になってしまったみたい。

モートン病とは

足の裏の痛みやしびれの原因として多く見られるのが「モートン病」です。

モートン病とは?
モートン病とはモートン神経腫を発見した、トーマス・G・モートンの名前を取った病名で、足の中指と薬指の付け根あたりが痛くなったり、しびれたりします。

足の中指と薬指の間、または人差し指と中指で起こるように言われていますが、他の指の間でも起こるようです。

主に中年女性の発症が多く、モートン病を患う人の90%が女性だと言われています。

モートン病の原因は?

実はモートン病の原因についてはまだはっきりと解明されていません。

しかしモートン病にかかる人にはいくつかの傾向があるようです。

サイズの合っていない靴

モートン病を発症させる原因で、最も大きなウェイトを占めているのが「靴」です。

原因となっている靴を履かないようにする。

これが第一です。

特にハイヒールや幅が狭く窮屈な靴を履いている時に痛みが出やすいようです。

しかし今回私はハイヒールや窮屈な靴で「モートン病」になった訳ではありません。

スニーカーでも要注意

私の場合は、サイズの合わないスニーカーが原因です。

サイズの大きすぎるスニーカーを2足新調したことが原因となっています。
スニーカーでさえ、サイズが合わなければ要因となるのです。

私は足のサイズが極端に小さく、大人用で購入できる一番小さいサイズでも大きいため、ジャストサイズの靴を選ぶことが難しいのです。

子供靴を買うこともありますが、紐靴ではなくマジックテープであったり、とにかく選択肢が少なく、私にフィットする靴がなかなかありません。(汗)

ですので、妥協して大きい靴を履くことが当たり前になっていました。

スニーカーでもメーカーによっては、同じサイズでも1cm以上違うこともあります。

そのため、サイズが合わないとわかっていながら1年以上も履き続けてしまったのです。

注意
モートン病を予防するためには、自分に合ったサイズの靴を履き、幅の狭い靴やハイヒールを控えるようにする事が大切です。

足裏に繰り返し衝撃

アスファルトや硬い床でスポーツをする人。

ランニングが引き金となり、モートン病を引き起こすこともあるようです。

足裏トラブル

外反母趾、扁平足、開帳足など、何らかのトラブルを抱えていると、この足指のカーブが崩れて、衝撃が分散されなくなり、指神経に負荷を与えるようになります。

正常な足指は真っ直ぐ一直線ではなく、親指から小指にかけて緩やかなカーブを描いています。緩やかなカーブを描く事で、歩行の際の衝撃を分散し、一箇所に負荷が集中しないようにできているのです。

運動不足による筋力の低下

足のアーチを支えているのが足の骨の間にある小さな筋肉です。

外反母趾、扁平足、開帳足など、多くの足の病気がこれらの筋肉の筋力低下が原因であるといえます。

女性の場合、元々男性より筋力が弱いため、筋力が低下しやすのです。

靴を履いて歩いていると、これらの筋肉を使わなくても歩けるため、しだいに筋力が低下し筋肉が萎縮していきます。その結果、足のアーチを支えることが出来なくなってしまうのです。

足指の筋肉を鍛えることが近道です。裸足での生活を心掛け、足指を使うようにしましょう。

日常の動作

仕事で中腰の姿勢をよくする方も注意が必要です。

中腰の姿勢を続けていると、足指の付け根に体重がのってしまい、慢性的に指神経が圧迫され、炎症を起こしてモートン病が発症するのです。

また、足の指先を上向きに立てて地面につけない歩き方をしていると必然的に指の付け根で歩く事になるため、モートン病の原因となります。

モートン病の治療法は?

足指運動

とにかく少しでも足の指を動かすことが大切なので、足の指でグー、チョキ、パーを数回するだけでも効果があります。

自宅で簡単にできる様々なエクササイズグッズがあります。

普段トレーニングすることが少ない足首 足指 足裏ですが、このようなエクササイズグッズで、アーチを支える筋肉が鍛えられます。

タオルギャザー

床にタオルを広げて、足の指でたぐり寄せます。指先を上げずに指の付け根を使ってたぐり寄せるようにします。
10回1セットとして1日5セット程度が目安です。

ストレッチ

痛みがひどい間は無理に動かず、痛みが落ち着いてきたら、ストレッチ等で筋力をつけることで、痛みを緩和することができます。

筋力アップにより失われた三つのアーチが取り戻せるため、痛みやしびれから解放されると言われています。

モートン病に効果的なストレッチ体操が紹介されています。

インソール(中敷き)

足指のアーチを取り戻し、外反母趾や扁平足などの足裏のトラブルを解消するためにインソールや足底板を用いた治療が行われます。

インソールは様々なものがありますので、自分にあったものを探してみてください。

足裏サポーター

五本指の靴下を履く

足の指を自由に動かせるように五本指の靴下を履くこと、自宅ではなるべく裸足で過ごすことなどが上げられます。

五本指の靴下も様々なものがありますので、自分にあったものを探してみてください。

投薬療法

痛みや炎症を抑えるための薬の内服や、神経のブロック注射などが主となります。

手術療法

神経剥離、神経腫摘出、深横中足靱帯の切離等の手術が行われます。

しかし、手術ではなく、できるだけ運動療法や対策で完治させたいです。

運動療法や対策だけで完治するの?

私の場合は、足裏サポーターやインソール、五本指の靴下を使い、毎日ウォーキングや体操を続けることで、今はほとんど「モートン病」のことが気にならなくなりました。

単に気にならなくなっただけ?かもしれませんが、気づいたら日常生活で足裏に痛みを感じることがなくなっていました。

頑張ったので完治できたのだと勝手に思っていますが、私の症状は軽かったのかもしれません。

ここに書いた治療例はあくまでも参考として、安易に治療方法を選ばず、信頼できる医師のもと治療法を選択してください。

医療機関によっては医療用インソールや靴を使った治療も用いられることがあるようです。

また、足に負荷のかかる靴を履くことを控える保存療法も併せて用いられています。

モートン病はフリーランスの職業病!?

フリーランスとなって自宅でパソコンを使うようになったことは、原因として少なからずあると思っています。

元々筋力が弱いところ、さらに筋力が低下したと思われます。

フルタイム派遣の時は、通勤や仕事中に歩く時間が多かったのです。
webデザインの仕事とはいえ、ブログの写真撮影のため、勤務中も歩き回ることが多い仕事でした。

このブログから半年後の経過報告を下記の記事で書いています。その後の状況は?
↓ ↓ ↓
モートン病(モートン神経腫)は完治するのか?私の症状のその後モートン病(モートン神経腫)は完治するのか?私の症状のその後