アトピー性皮膚炎と発達障害・ADHDに因果関係はあるか調べてみた

アトピー性皮膚炎と発達障害・ADHDに因果関係はあるか調べてみた

先日TBS『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』で「発達障害」がテーマに取り上げられていました。

大人になってから発達障害を持っていると気づく人が増えているようです。

前々から思っていたのですが、私にも「発達障害」的傾向が多々見られること。

もし私が発達障害であるならば、今まで外で人と一緒に働くことがしんどかったことに納得がいく。

本日は大人の発達障害について、私が調べたことを書きたいと思います。

発達障害の1つADHDとは?

発達障害の1つであるADHD(注意欠陥・多動性障害)は、英語でAttention Deficit Hyperactivity Disorderの略で、不注意(集中力がない)、多動性(じっとしていられない)、衝動性(考えずに行動してしまう)の3つの症状がみられる発達障害のことです。

大人のADHD

大人のADHDといっても、大人になってから初めて出現するものではありません。

不注意、多動性、衝動性という3つの症状に、子どもの頃からずっと悩まされており、多くの人は自分なりの工夫や対策を考えて努力しても、状況が改善せず大人になり、うまく生活することができず困っているという特徴があります。

大人のADHDは下記のような症状がみられるようですが、私にとても当てはまります。

●仕事などでケアレスミスをする

●忘れ物、なくし物が多い

●時間管理が苦手

●仕事や作業を順序だてて行うことが苦手

切り替え下手で同時に複数作業ができない

番組内で栗原類さんが語っていたルーティーンが乱れると混乱するようで、夜も寝るモードになるのは2時間以上かかるため、夕食は外食しないようにしている。また最も苦手なのが同時に2つ以上をこなすことなど、私とすごく似ている面がありました。

私も飲み会などで外出すると眠れなくなるため、夜に出かけることが苦手です。

また、同時に2つ以上の仕事をこなすことが大の苦手でストレスになります。

●鳴り響く電話を取りながら仕事をすること

●仕事中に雑用を何度も頼まれ自分のペースを邪魔されること

●職場で席替えがあり、おしゃべりな人達に囲まれると仕事に集中できない

このようなことに過大なストレスに感じるのです。

大人の 「注意欠如・多動症(ADHD)」とは?

ADHDは不注意・多動性・衝動性の3つの症状を主症状とする発達障害です。ADHDのタイプは、大人でも子どもでも下記の3種類にわけられます。

多動性

●じっと座っている事ができない
●黙ってじっとしていられない
●絶え間なく喋り続ける

衝動性

●思ったことを口にしてしまう
●衝動買いをしてしまう
●自分の話す順番を待つ事ができない
●結論なしに喋り続ける

不注意

●簡単に気をそらされる、ケアレスミスが多い、物事を忘れる
●一つの作業に集中し続けるのが難しい
●その作業が楽しくないと、数分後にはすぐに退屈になる

大人のADHDは不注意優勢型が多い

大人のADHDは不注意優勢型が多いようです。

私は、絶え間なく喋り続けるほどの会話力もなく、むしろ黙って聞いているタイプです。

また、衝動買いも全くしない、思ったことを口に絶対しない、長時間じっと座っていられます。

子どもの頃を思い出しても、多動・衝動性で指摘を受けたことも注意されたことは一度もない。

恐らく私はADHDの不注意優勢型ではないかと思われます。

不注意優勢型は子どもの頃は問題視されにくいのですが、社会に出ると自身でスケジュールやタスクを把握し、ミスなく確実に遂行する能力が求められるため、大人になって受診するパターンが多いと言われています。

だからと言って、私は「自分はADHDかもしれない」と病院へ行ったことはありません。

アトピー性皮膚炎と発達障害に関係はあるのか?

ネットでアトピー性皮膚炎と発達障害について調べていると、いくつか興味深いことを見つけました。

発達障害の人は普通の人と比べて特に胃腸が弱いと言われています。

腸というのは免疫機能を担っておりその機能が弱くなってしまうと喘息やアトピーなどのアレルギー疾患を起こしやすいと言われています。

またアレルギー体質の子どもには、ADHD(注意欠陥・多動性障害)に似た症状がみられることがあるとも言われています。

アトピーやアレルギーの原因と発達障害やADHD、自閉症、先天性の病気の原因は同じではないかと言う人もいるようです。

私もアトピー性皮膚炎の持病を持っています。

私は働き始めてから仕事のストレスでアトピー性皮膚炎になったタイプで、その後は一旦治るものの、事あるごとに治ってはまた再発と繰り返すようになったのです。

食事療法や生活改善で変化

食事療法や生活環境の整備を行い、アレルギーの状態から抜け出て、注意力を養い落ち着いて行動できるようになると、本来持っている能力や才能を発揮できるようになるというのです。

食事を変えることで、ADHDの症状が分からないほどにまで回復したという例もあるようです。

アトピー性皮膚炎と仕事

アトピーは、見た目の辛さ、かゆみ、痛み、様々な苦痛が伴います。

その上注意力がなくなり、落ち着いて行動できなくなると、仕事もケアレスミスをしてしまったり、思うように成果もあげれません。

アトピー性皮膚炎を持ちながら、外で人と一緒に仕事をするということは、とても大変なことです。

自分に向いた仕事・働き方を見つける

そのストレスが負のスパイラルとなり、良くなるきっかけもなく、また良くなってもすぐに再発してしまうのです。
私はフルタイムで仕事をしている時は、働いている以上この状況は仕方がないと諦めの境地にいました。

アトピーはストレスとも密接に関係していると言われています。

アトピーを持っていても、自分に向いている仕事・働き方を見つけて、生き生きと働くことが重要だと思います。

まとめ

結論として、発達障害だからアレルギー症状を併発しやすいのか、アレルギー体質だから発達障害に似た症状になるのか、どちらがどうなのかわからないのです・・・。

でも治るのであれば、もうどちらでもいいです!!

(1) 自分に向いている仕事・働き方を見つけて生き生きと働くこと

(2) 毎日楽しく充実して生きること

(3) 食生活を見直して腸内環境を改善すること

(4) 適度な運動を続けること

両方の症状の改善ができるかもしれないのであれば、両方を改善していきたいものです。