最近花粉が肌に直接影響を与える、「花粉症皮膚炎」が話題になっています。
花粉が原因の肌荒れを「花粉皮膚炎」と呼ぶのだそうです。
肌が乾燥しやすい方、アトピー性皮膚炎の方は、元々皮膚のバリア機能が低く皮膚の中に花粉が入りやすいため、花粉によって顔や首の皮膚炎が悪化しやすく、全身の皮膚炎が悪化することもあるようです。
肌に付着した花粉がアレルギー反応を起こし、皮膚が炎症を起こすのが原因と言われています。
敏感肌の方は、花粉が多く飛散する時期には特に注意が必要です。
もしかして花粉症皮膚炎かも!?
私は体質的にアトピー性皮膚炎を持っていますが、毎年だいたい春先の2月~5月は症状がひどくなります。
今年は大丈夫だろうとアトピーの事を忘れていたのですが、3月に入って突然!顔に赤みがでてくるという、いつものサイクルがやってきたのです。
今まで、この時期はストレスがかかったり、自律神経が乱れやすい時期だからと思っていたのですが、もしかして私って「花粉症皮膚炎」なの!?と思うようになりました。
春先はアトピーの症状が顔にでて、夏場から症状が消えるというサイクルを繰り返していた時期もありました。
顔や首など、目立つところに症状が出るため、さらにそのことがストレスとなり、悪化するといった悪循環を招くのです。
「花粉症皮膚炎」といった原因がはっきりわかっているなら、予防や対策法があるはずです。
花粉症皮膚炎の予防と対策
スキンケア
春先は、肌が乾燥しがちです。乾燥した皮膚は、皮膚のバリア機能が低下し、外部からの刺激物質が侵入しやすくなっています。
スキンケアの基本は、清潔な皮膚を保つための入浴と、皮膚のうるおいを保つための保湿です。
保湿で皮膚のバリア機能を高めれば、花粉が肌に入り込むのを防ぐことができます。
私は皮膚科が独自で作った化粧水とローションを使っています。
それでもすでに顔が乾燥して皮膚がポロポロとむけて、化粧水をつけると痒いし痛いです。
花粉を洗い流すには水洗いで十分のようです。
症状がある時は、洗顔や化粧などはできるだけ控えて、自分に合ったものを使うようにしましょう。
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不用な外出を控える
私の場合、春先はできるだけ不用な外出を控えたり、時間を短くするように心がけています。
外出中もマスクや帽子、メガネを着用し、花粉が肌に触れないようにする。
ついついお花見も誘われれば、まあ大丈夫だろうと思い誘惑に負けてしまいますが、時間を短く切り上げたりするようにしています。
外に出られないこと、運動ができないことが、ストレスになってもいけないので、絶対出てはいけないとはしません。
ストレス
私の場合、ストレスもアトピーの大きな原因のひとつとなっていると思います。
昨年10月から週3で新たな派遣で働いていますが、新たな職場での仕事が私のスキル・能力に合わず、求められた仕事がこなせないという辛い状態に耐えながら頑張っていました。
その疲れが出てきたこともあると思いますが、なぜかアトピーが出始めるのはいつも決まって3月頃。
アトピーがではじめたら、私にとってのストレスは主に「アトピーが出ていること」に集中します。
職場や近所の人など知人にアトピー(顔や症状)を見られることが、私にとって一番大きなストレスとなるのです。
少しずつ広がっていく顔の赤みとかゆみ。そんな状態で職場に行くこと、仕事をしていることが苦痛になり、どんどんひどくなっていくのです。
もうすでに、いつものアトピー悪化の恐怖感に取りつかれ、何をしていても楽しくなくなってきています。
ストレスと上手に付き合う
私の場合、肌が弱いため、春先にアトピーがでてきた時は受け入れるしかありません。
アトピーと上手に付き合っていくことが大切です。
自分が変われないなら環境を変える
私の場合、アトピーがひどくなったらどうしよう、なんとかしなければと思うストレスが、悪化する原因だと思います。
このアトピーの状態が苦痛、早くなんとかしなければと思うのですが、焦れば焦るほど思うようにはいきません。
最近は、このような状況になると派遣の仕事をスッパリ辞めて環境を変えるようにしています。
環境を変えることで、大半のストレスがなくなり、すごく早いスピードで回復することができるようになりました。
それができたのは、今の私にとって派遣の収入だけが収入源ではなかったから。
フルタイム派遣の時は、辞めることもできず、その後もダラダラと顔の赤みが引かずに我慢して仕事に行っていました。
私の場合は、アトピーを気にする自分というのは変えることができなかったのですが、環境を変えることでストレスと上手に付き合うことができるようになりました。
自分に合った仕事と働き方を見つける
自分に向いた仕事と働き方を持つこと。
ネットビジネスを始めたことは私にとって一番重要なことでした。
気が向いた場所で一人で仕事ができるとなると、不思議とアトピー症状があっても外に出ても気にならないのです。
私の場合知らない人であれば、それほど気にならないのです。
私は一日家にいるより、午後からカフェで仕事をすることが気分転換になるようで、ストレス解消になっているようです。
知っている人に顔を見られる訳でもないので、頑張ってアトピーを治さなければと思う必要もない、別に慌てて治す必要もない、これでいいんだと今の自分にオッケーを出すと、自然にアトピーが良くなり始めるのです。
アトピーと戦うと悪くなり、アトピーを手放すと良くなる。
アトピーってホント不思議です。
アトピーに追いつめられる必要がなくなることが、私にとって重要だと思います。
自分に向いた仕事と働き方を持つことで、回復できる期間が違うんだということに気づきました。
とにかく悪くなったら悪くなった時と、アトピーに追いつめられず気楽な気持ちでいこうと思います。