モール型VS独自ネットショップのメリットとデメリット

モール型VS独自ネットショップのメリットとデメリット

モール型VS独自ネットショップ始めるならどっち!?

ネットで商品を販売する形態には、

(1) ショッピングモールへの出店
(2) ショッピングカートをレンタルして独自運営する
(3) オークションに出品する

大きく分けて、この3つの方法があります。

私は、「ヤフオク!」→「BUYMA」→「Yahoo!ショッピング」と新たな望みをかけて次々と出店してきたのですが、ここにきて、やはり行きつく先はショッピングカートをレンタルして独自運営するネットショップで試してみたいと思ってしまいます。

私は全く売れなくても固定費が発生する高額なモールには出店していません。

それでもモール型のネットショップは、成約手数料や決済手数料、Tポイント原資負担など、売上に対して発生する費用が気になるところです。

一つ一つの商品でみるとそうでもないのですが、販売数が増えてくると、かなりの金額になるので驚きます。

そこで、今日はモール型VS独自ネットショップを比較して、メリットとデメリットをまとめてみたいと思います。

「独自ネットショップ」のメリット

それでは、まずは独自ネットショップのメリットを見ていきたいと思います。

(1) 販売手数料がかからない
(2) 価格競争に巻き込まれにくい
(3) 取得した顧客情報を管理できる
(4) 自由に思い通りのショップ展開が可能

(1) 販売手数料がかからない

独自ネットショップは、成約手数料やTポイント原資負担など、商品が売れたときに発生する販売手数料がかからない場合が多いです。

しかし!!独自ネットショップはショッピングカートをレンタルする月額利用料金がかかってきます。

モール型と独自ネットショップのランニングコストを比較する

モールによってランニングコストはかなりの違いがあります。
販売数やプランによってもランニングコストは変わってきますので、一概にどちらが安いというのが難しいのですが…

今回は私が出店している

モール型の格安代表格「Yahoo!ショッピング」
    VS
格安ショッピングカート「カラーミーショップのエコノミープラン」

とどちらも格安代表格でランニングコストを比較してみたいと思います。

売上が増えれば増えるほど「カラーミーショップのエコノミープラン」のほうが安くなります。

この理由は、売れれば売れるほどモール型の販売手数料は増えていくのに対し、独自ネットショップのカートレンタル費用は毎月一定だからです。

(2) 価格競争に巻き込まれにくい

モール型の場合、同ブランド内で上位の売り上げランキングに入らなければ、目立たないイコール売れない仕組みになってます。要するにモールでは安くなければ売れないということ同然です。

一方独自ネットショップでは、なぜか値段が少し高めでも売れる傾向にあります。

モール型と独自ネットショップで同時に多店舗販売しているショップが数多くありますが、他店より高値のためモールでは全く売れていないにも関わらず、独自ネットショップのほうでは検索上位に上がり、ショップ内の販売履歴で売れている(モールと同金額)ことがわかるサイトが多数存在しているのです。

しかし、これは独自ネットショップで検索上位に上がるということが大前提となります。

そこまでいくには、ショップの並々ならぬ努力が必要だということです。

(3) 取得した顧客情報を管理できる

1度取得した顧客情報についても自社独自のものになるため、自由に販促活動ができ、モールよりも早く少ない労力で固定客化することが可能です。

(4) 自由に思い通りのショップ展開が可能

デザインの自由度が高く、独自ドメイン(URL)を設定できるなど、思い通りのショップ展開が可能になります。

「独自ネットショップ」のデメリット

(1) 集客が大変
(2) WEBサイトの構築が大変
(3) サイトの安心感、信頼度がない
(4) 月額利用料金がかかる

(1) 集客が大変

集客に関して私は、固定費がそんなにかからないならゆっくりとできる時にやればいいという考えでしたが、モール型のようにショップページを作っただけで何もしなければ、驚くほど本当に誰一人と購入してくれません。

ブログやSNS等で商品の紹介や読み物、コラムなどをコツコツと配信し続ける覚悟が必要です。

(2) WEBサイトの構築が大変

WEBサイトの構築については、テンプレートを使えばいいと思っています。

テンプレートには有料、無料とありますが、実際のところ私はWEBデザインの経験がありながらカラーミーの有料テンプレートを3万円で購入して使っています。構築時間を考えると有料テンプレートを購入してカスタマイズするのが一番効率的だと思ったからです。

(3) サイトの安心感、信頼度がない

聞いたこともない小さな会社や個人が運営するショップでの買い物は、購入者は不安を感じるのは当然だと思います。
しかも価格の高いブランド品を購入するとなると、さらにハードルが上がります。

コツコツとブログやSNS等でコラムや読み物を配信し続け、サイトの安心感、信頼度を構築するまでに時間がかかります。

(3) 月額利用料金がかかる

さて、費用としてはどのくらいかかってくるのでしょうか?
いろいろと比較するところから始めてみました。

下記ページで「独自ネットショップ」の費用についてまとめてみましたので、参考にしてみてください。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
>>> 独自ネットショップのショッピングカートを徹底比較!2016年最新版!

モール型ネットショップのメリット

次にモール型ネットショップのメリットをまとめてみました。

(1) モールによる集客サービスがある
(2) 購入者が信頼感をもちやすい
(3) 販売ページの作成が簡単
(4) モールによっては全く売れない場合の固定費がかからない

(1) モールによる集客サービスがある

やはり、ショッピングモールは集客力が大きなメリットです。

場合によっては出店後すぐの注文の可能性もあります。

私の場合、Yahoo!ショッピングではストア開店から約2日で初注文が入りました。2日ですので当然SEO対策も全くやっておりません。
即効性はすごいです。

その記事はこちら
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
>>> Yahoo!ショッピングで初の注文が入る

(2) 購入者が信頼感をもちやすい

ショッピングモールの場合、知名度や運営企業の信頼性から、購入者が不安を感じることはほとんどありません。

(3) 販売ページの作成が簡単

これはモール型にもよりますが、ある程度形式が決まっているため、一般的に簡単だと思います。

(4) モールによっては全く売れない場合の固定費がかからない

例えば、私が出店している「BUYMA」と「Yahoo!ショッピング」では、全く売れなかった場合、一切費用はかかりません。成約手数料やTポイント原資負担、決済手数料など、商品が売れた場合にのみ手数料が発生するのです。

これはネット販売を始めたばかりの販売数の少ないショップにとってはもちろん、私のようなダブルワークのネット販売者にとってもありがたいですよね。

「モール型ネットショップ」のデメリット

(1) 売上に比例して手数料が高くなる
(2) 独自性のない商品は、価格競争になる
(3) 大手ブランド商品に申請が必要

(1) 売上に比例して手数料が高くなる

モール型ネットショップの場合、売上に対して販売手数料がかかるため、売れれば売れるほどモール型の販売手数料は増えていくこといなります。

(2) 独自性のない商品は、価格競争になる

モール型の場合、同ブランド内で上位の売り上げランキングに入らなければ、目立たないイコール売れない仕組みになってます。安くなければ売れないということ同然です。

(1) 大手ブランド商品に申請が必要

モールによっては大手ブランド商品が申請に通らないと販売できないのです。

私はYahoo!ショッピングのブランド申請で一部の商品が取り扱い不可となりました。ですので、そのブランド品はYahoo!ショッピングでは販売できないのです。

取り扱い不可になった理由は明かされていないのですが、一部の話によると、法人として1年以上そのブランドの販売実績がある場合のみ販売できるというモールもあるようです。

もしそれが本当の理由なら、法人ではない私のような個人事業主は、どう頑張ってもモールではずっと大手ブランド商品が販売できないという訳です。

モール型VS独自ネットショップのメリットとデメリットのまとめ

要するに固定費が安ければ、どちらにも販売するメリットが多いということが分かりました。

モール型と独自ネットショップの両方に出店するのがいいということです。