海外送金の手数料を徹底比較!安いのは銀行か送金サービス

海外送金の手数料を徹底比較・ランキング 2016年最新版!

海外送金の手数料は、利用する銀行や国際送金サービスによってかなり手数料に差があります。

私は海外から商品の買い付けをしているため、海外送金する機会が多々あります。

最初はわからないことばかりで、試しにいろいろな銀行や国際送金サービスに口座開設や会員登録をしました。

いろいろな銀行や国際送金サービスに、何度か海外送金しているうちに、失敗を繰り返しいろいろな気づきがありました。

それでは本日は、私が今まで利用した銀行や国際送金サービスの海外送金の手数料についてまとめてみたいと思います。

ケースによって異なる送金金額

日中、夜間、週末によっても手数料が変わる

利用する銀行や国際送金サービスによっては、送金先の国、送金金額で手数料が変わる場合があることは知っていましたが、送金する日が日中、夜間、週末によっても手数料が変わる場合があるのです。

送金する日によって為替レートに開きがあることに気づいたのです。
そもそも海外送金の為替レートというのは、基準レートに為替手数料が上乗せされるという事さえも知らなかった私です。

海外送金にかかる手数料はとても複雑ですね。

送金金額が増えるとさらに差額が大きくなる

私の場合は、ある程度まとまった額を送金するため、その金額の差額は大きいです。
初めは毎回「もっと安く送金できたのに~しまった!!」の連続でした。

ケースによって銀行や送金サービスを選ぶ

要するに、その時の送金金額やケースによって銀行や国際送金サービスを選ぶのが一番お得だと言えます。

自分のケース合う銀行はどこなのか知っておきたいと思います。

海外送金にかかる手数料について比較検討したいと思います。
一覧表にもなってますので、ぜひ参考にしていただければと思います。

海外送金手数料の比較一覧表

楽天銀行 ゆうちょ銀行 SBIレミット
種別 (1)個人口座
(2)個人ビジネス口座
(3)法人ビジネス口座
(1)スターター
(2)スタンダード
(3)プレミアム
(1)個人
(2)法人
送金手数料 (1)750円
(2)1,000円
(3)1,000円
※送金人が負担
2,500円 480円~5,980円
送金先の国、送金金額によって送金手数料が変わる
海外中継銀行手数料 (1)1,000円
(2)1,000円
(3)1,000円
※送金人負担か、
受取人負担か選択可
仲介手数料は国によって異なる。
※受取人負担のみ
銀行口座へ直接送金できる国は、フィリピン、中国、スリランカ、ブラジルのみです。
円貨送金手数料
(リフティングチャージ)
(1)3,000円
(2)3,000円
(3)2,500円
※送金人が負担
不可 不可
為替手数料 非公開   為替レートがシミュレーションできる
受取銀行手数料 受取銀行によって発生する可能性があります。金額は受取銀行によって異なります。
※受取人が負担
送金金額から口座登記料(受取人の口座に入金する際に受取機関が収納する手数料)が差し引かれる場合があります。 銀行での受取ではなく、マネーグラム社の取扱店にて受取

楽天銀行

楽天銀行

日本最大級のインターネット銀行

楽天銀行(旧イーバンク銀行)は日本最大級のインターネット銀行です。

インターネットバンキングで各種お取引毎に「楽天スーパーポイント」を貯められます。

格安の送金手数料

楽天銀行の「海外送金」は、格安の送金手数料で200ヶ国以上に送金可能です。

海外への送金には送金手数料がかかりますが、楽天銀行の優れている点は送金手数料が安いことです。

私も海外仕入れの送金は、楽天銀行を利用しています。

ビジネス目的で海外送金

ビジネス目的で海外送金する場合は、「個人ビジネス口座」で送金する必要があります。

個人口座に比べると「個人ビジネス口座」は少し割高になりますが、それでも海外送金手数料1,000円というのは業界最低水準で、他と比べてもかなり安いと思います。

楽天銀行の海外送金手数料
個人向けの「個人口座」 750円
個人事業主向けの「個人ビジネス口座」 1,000円

平日日中の送金がお得

夜間、週末レートに比べて、平日の日中レートが安くなっています。

送金レートは楽天銀行所定の時間 10:30前後、17:00前後(多少前後する場合があります。)にて更新されます。

私も最初はレートの違いを知らず、平日の夜間や土日を中心に海外送金していましたが、今は必ず平日の日中に海外送金するようにしています。

仮に5,000ドルを送金する場合、為替レートが1円違えば5,000円の差額になりますからね!

送金手数料が一定

送金額によって送金手数料が高くなるサービスがある中、楽天銀行は送金金額に関わらず一定です。

海外の銀行口座へ送金できる

最初はSBIレミットで送金していましたが、SBIレミットは送金先がアメリカの場合、銀行口座送金ができません。そのため取引先の方に取扱店窓口まで受け取りに行ってもらわなければなりません。しかも現金での受取です。この場合はビジネスとして使えないですね。

お申し込みの際は、事前に公式サイトで情報をご確認下さい。


ゆうちょ銀行

ゆうちょ銀行

送金手数料

大手銀行に比べると送金手数料が安い
送金手数料は 送金金額に関わらず一定です。送金手数料2,500円というのは大手銀行に比べると安いと思いますが、楽天銀行に比べると高いです。

仲介手数料

仲介手数料が国によって異なる

送金先の国がアメリカ合衆国(米国)の場合、送金金額が100米ドル以上の場合は通常10米ドルの仲介手数料が送金金額から差し引かれます。

為替レート

国際送金に適用される為替レートは、毎営業日変更されます。(米ドルについては午前11時、その他の通貨は正午に変更)なお、換算レートは、ゆうちょ銀行が定める換算レートを使用しており、ゆうちょ銀行または国際送金取扱郵便局の貯金窓口で確認できます。
(為替相場が大幅に変更された場合は、同一日中であっても、再度、変更する場合があります)

お申し込みの際は、必ず下記の公式サイトで情報をご確認下さい。
ゆうちょ銀行

SBIレミット

SBIレミット

フィリピンやアジアへの少額送金がおすすめ

送金国、送金額によって送金手数料が違う
送金先の国、送金金額によって細かく送金手数料が設定されています。

フィリピンやアジアへの少額送金なら480円の手数料で送金できます。

私の場合、アメリカへ1回につき大体20万以上の送金をすることが多いのですが、20~25万円の場合は2,480 円、25~50万円の場合は4,480 円も送金手数料がかかってしまいます。一方送金金額が10万円以下であれば、1,480 円と格安で送金できます。

銀行口座送金ができる国が少ない

一度SBIレミットを使って送金したことがあるのですが、銀行口座送金ができる国がフィリピン、中国、スリランカ、ブラジルのみと少なく、アメリカは銀行口座送金ができません。ですので受取国の取扱店の窓口での受け取りになります。

受取は現金で窓口まで受取に行く必要がある

一番近い取扱店を探したところ、ドラックストアのようなお店でした。ドラックストアのようなお店だったためか店側も慣れてなくて、時間がかなりかかったようです。先方にとっては取りに行かなければならないし、現金で渡されるしとデメリットばかりなようです。取引先より次回からは銀行送金にしてほしいと言われてしまいました。ビジネス向きではないようです。

為替レート

為替レートがシミュレーションできる

お申し込みの際は、必ず下記の公式サイトで情報をご確認下さい。
SBIレミット

TransferWise(トランスファーワイズ)

TransferWise

安い手数料で海外送金

TransferWiseは、スプレッドなどの手数料は一切乗せず、最低限の手数料で送金できる海外送金サービス。

海外送金を実施している多くの金融機関は、手数料を安く見せるために、本来の為替レートに手数料(スプレッド)を乗せています。

海外送金を銀行や他の送金業者で実施すると、最大5%の隠れコストを知らないうちに支払っていることがあります。TransferWiseでは、一般的な銀行と比較をして、最大8倍安い手数料で海外送金を実施する事ができます。