マネーフォワードクラウド確定申告を使ってみた感想とレビュー

マネーフォワードクラウド確定申告を使ってみた感想とレビュー

今まさに確定申告の準備に追われている頃ではないでようか?

ソフトというものは、一度使い始めると途中で変えるのが面倒になり、多少の不満があってもなかなか変えることが難しくなってしまうものです。

会計ソフトは、使うからには自分の納得のいったものを最初から使い始めるべきだと思っています。

本日は私が使っているクラウド会計ソフト「マネーフォワードクラウド確定申告」について、ご紹介したいと思います。

2019年の確定申告期間

今年の確定申告期間は、下記になります。

2019年2月18日(月)~3月15日(金)

2018年の確定申告をする予定で、利用するソフトを探している方は、是非参考にしてみてください。

会計事務所が勧めたいクラウド会計ソフトNo.1

私が使い始めた理由

私が「マネーフォワードクラウド確定申告」を使い始めた理由の一つは、

会計事務所が顧問先に勧めたいクラウド会計ソフトNo.1と言われている点です。

従来の会計ソフトをクラウド化したようなイメージで、簿記知識がある方が一番使いやすいと言われています。
MFクラウド確定申告は、会計の基本である複式簿記形式を採用しています。

複式簿記の入力ができるため、使っていくうちに自然と簿記への理解を深め、知識を身に付けられます。

使うからには、基本に沿った正しい知識で覚えていきたいと思った点が大きかったです。

今まで会計ソフトを使用していた方、簿記の知識がある方、簿記を勉強したい方には特におすすめのソフトです。

無料で使えるクラウド会計ソフト

仕訳件数が年間50件まで無料

マネーフォワードクラウド確定申告は、仕訳件数が年間50件を超えない場合、無料で利用することが可能です。

車両費、家賃、光熱費、電話代など、1年分を全て年末にまとめて按分するなど、年間50件を超えないようにできる場合は、マネーフォワードクラウド確定申告を無料で利用することができます。

家事按分とは
家賃や電話代など生活費と事業費が混在する場合がありますが、そのうち、事業で使った分は経費として計上することができます。これを「家事按分」といいます。

私のようにネットショップを運営していて、仕訳が多い場合は無料利用は難しいのですが、私の友人のように「月一回の売上金入金」と「交通費1カ月分をまとめて仕訳」、「家事按分を年末まとめて仕訳」で対応できる業種の場合は、無料で利用できます。

マネーフォワード クラウド確定申告のプラン別料金表

それでは、マネーフォワード クラウド確定申告のプラン別料金表を見ていきましょう。

こんな方におすすめ

  • 仕訳件数が年間50件を超えない方 → フリープラン
  • 仕訳件数が年間50件を超える方 → ベーシックプラン
  • 電話サポートが必要な方 → あんしん電話サポート付き ベーシックプラン

プラン別料金表

マネーフォワードクラウド確定申告 フリープラン ベーシックプラン あんしん電話サポート付き ベーシックプラン
月額プラン(税抜) 無料 800円 /月
年額プラン(税抜) 無料 8,800円 /年 17,200円 /年
こんな方におすすめ ・仕訳件数が年間50件を超えない方 ・メール・チャットサポートを使いたい方
・仕訳件数が年間50件を超える方
・確定申告が不安な方
・不明点をすぐに解決したい方
仕訳件数 年間50件まで 無制限 無制限
スマートフォン向けアプリ
アップデート(法令改正対応)
メールサポート
登録から30日のみ
電話サポート × ×
仕訳データのエクスポート ×
無料期間 30日間 30日間

充実のサポート体制

返信が早いメールサポート

私は、マネーフォワードクラウド確定申告の「ベーシックプラン」を利用していますが、電話サポートはないものの、メールサポートがあります。

マネーフォワードクラウド確定申告を使い始めて4年程経ちますが、今でも操作でわからない事や疑問が出てくるため、時々問い合わせをしています。特に確定申告前には問い合わせをすることが多いです。

メールでの問い合わせの返信は、とても早いので助かっています。

電話サポート付きまでは必要ないと思いますが、メールサポートは最低限絶対に必要だと思います。

マネーフォワードクラウド確定申告 フリープラン ベーシックプラン あんしん電話サポート付き ベーシックプラン
メールサポート
登録から30日のみ
電話サポート × ×

便利なチャットサポート

チャットサポートは、受付時間が限定されますが、とても便利です。画面の右下に「オンライン-チャット対応窓口」と表示されている箇所をクリックするとリアルタイムサポートで答えてくれます。画面操作しながら内容を確認できるので便利です。

チャットでのお問い合わせ
チャットによるリアルタイムサポートで答えてくれます。
対応時間:平日10:30〜17:00(土・日・祝を除きます)

サポートサイト

マネーフォワードクラウド確定申告のサポートページがあります。

マネーフォワードクラウド確定申告のよくある質問(FAQ)、使い方、お知らせなど最新情報を掲載しています。不明点、困った時はこちらで確認することができます。

サポート対象外

サポートが充実しているマネーフォワードクラウド確定申告が、下記のような相談内容は、サポート対象外となります。

サポート対象外
仕訳の内容などの経理に関する相談、申告の方法、税務に関する相談はサポート外となります。

このような相談は、税理士や税務署へ相談したり、税理士による無料の個別記帳指導を受けるなど、他のサービスを上手く利用されることが、おすすめです。

データ連携機能で、らくらく確定申告

データ連携機能とは

マネーフォワードのデータ連携機能は、ネットバンクやクレジットカードの明細ページと連携することで、明細をマネーフォワードクラウドに自動で取得し、明細をもとに簡単に仕訳登録ができる機能です。

データ連携で入力作業の自動化ができ、作業時間を大きく削減することができます。

どのようなサービスと連携できるのでしょうか。

充実した連携サービス

マネーフォワードクラウド確定申告では、下記のように数多くのサービスとデータ連携ができるのです。

データ連携できるサービス
銀行(全3,364口座)、カード(全141カード)、電子マネー(全48サービス)、通販(全10サービス)、ビジネス(全42サービス)、サービス連携(全1サービス)

データ連携できる具体的なサービスの一例が下記です。

ネットショップ アフィリエイト 電子マネー 通販
Amazon.co.jp (出品者アカウント) A8.net(AS会員) WAON ASKUL
Amazon.co.jp (出品者アカウント)決済期間集計 もしもアフィリエイト 楽天Edy LOHACO
カラーミーショップ もしもドロップシッピング nanaco(カード/モバイル・ネット) Amazon.co.jp
STORES.jp   PiTaPa Amazon Business
BASE   nimoca モノタロウ
Yahoo!ショッピング(出品者)   SUGOCA(JR九州Web会員) Yahoo!ショッピング
楽天市場(出品者)   LINE Pay 楽天市場(my Rakuten)

CSVファイルのインポートが便利

また、上記のようにデータ連携していないサービスであったとしても、CSVファイルのインポートができるので便利です。

例えば、私はBUYMAで販売していますが、BUYMAはデータ連携対象ではありません。

ネットショップでの販売は、決算時に売掛金として計上する仕訳が膨大にあり入力作業が大変です。

しかし、CSVファイルのインポートができるので、BUYMAでデータをエクスポートして、そのデータをマネーフォワードクラウドにインポートするだけで作業が完了します。

CSVファイルのインポートは、とても便利です。

まとめ

本日は、私が使って便利だと思うマネーフォワードクラウド確定申告の機能・サービスを紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか?

コストパフォーマンスが高い

マネーフォワードクラウド確定申告は、無料で使える点ももちろんのこと、仕訳件数が年間50件を超える場合も、「ベーシックプラン」年額8,800円(税抜)は、一番コストパフォーマンスが高いクラウド会計ソフトだと思います。

参考にしていただければ幸いです。