派遣社員として働く上で、もっとも重要になるのが、派遣会社の選び方。
リクルートスタッフィングは1987年に設立以来、総合人材サービスとして全国に43拠点を持ち、優良派遣事業者認定も受けているリクルートグループ関連の人材派遣会社です。
本日は、リクルートスタッフィングの特徴・評判・メリット・デメリットをわかりやすく解説していきたいと思います。
目次
リクルートスタッフィングの特徴
・紹介予定派遣の案件が多い
・スキルアップ研修が充実
・案件数トップクラス
・充実の福利厚生
・様規模、売上高ともに日本最大級
・業界最大手
リクルートスタッフィングの評判
福利厚生の充実
リクルートスタッフィングでは、一定の条件を満たす場合、雇用保険、社会保険(健康保険・厚生年金保険)に加入できます。
健康保険は、リクルート健康保険組合への加入となります。
健康保険組合は、健康保険の仕事を行う公法人です。常時700人以上の従業員がいる事業所や同種・同業で3,000人以上従業員が集まる事業所が、厚生労働大臣の認可を得て設立することができます。
リクルート健康保険組合は昭和55年6月1日に設立されました。
さずが大手の派遣会社だと思います。
リクルートスタッフィングのメリット
短時間労働者も社会保険に加入できる
平成28年10月より、従業員501人以上の会社で一定の要件を満たす短時間労働者(パートタイマー)は社会保険の加入対象になりました。
しかし実際には従業員数501人以上の派遣会社は少なく、週3日(1週間に24時間)働いても社会保険に加入できる人は少ないのが現状なのです。
そんな中、リクルートスタッフィングは、従業員501人以上の会社であるため、以下の条件を満たす場合、短時間労働でも社会保険(健康保険・厚生年金保険)に加入できるのです。
社会保険(健康保険・厚生年金保険)の加入基準
▼週20時間~30時間(未満)の契約の場合
- 賃金月額見込が88,000円以上である
- 1年以上の雇用見込みがある
- 初回契約期間が2ヵ月を超える、または契約再締結により2ヵ月を超える
※リクルートスタッフィングでは、リクルート健康保険組合への加入となります。
週3日派遣で働くことで、安定収入と厚生年金をかけながら、それ以外の日は会社に縛られずに自由に好きな仕事をしています。
私にとって短時間労働者でも社会保険に加入できる派遣会社であることは必須条件になっています。
短時間労働者で社会保険に加入したい方は、リクルートスタッフィングはおすすめです!
給料の支給が早い
リクルートスタッフィングは、給料の支給が早いです。
給料日 | 月末締めの翌月15日払い |
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備考 | ※15日が土・日・祝日の場合は、基本的に前銀行営業日の振込 |
例えば、10月1日~10月31日の就業分の給料は、翌月の11月15日に振り込まれます。
派遣会社の給料の支給は、月末締めの翌月25日や翌月末払いが多いイメージですが、大手派遣会社は早い傾向があるように感じます。
リクルートスタッフィングの給与の支給は月1回ですが、必ず月2回、提出締切日までに勤怠を提出しなくてはなりません。
リクルートスタッフィングのデメリット
研修でスキルアップできない
派遣法改正で、派遣元から就業スタッフへの研修実施が義務付けられています。
この訓練は派遣元である派遣会社が実施し、研修費用は無料、研修時間内は有給とされています。
リクルートスタッフィングはスキルアップ支援のセミナーや研修が充実しています。
セミナー・研修の内容は、パソコンの基礎操作、Excel、Word、PowerPoint、Access等のOAスキル、語学、ビジネスマナーなどが中心になります。
それは、リクルートスタッフィングの職種の比率として、オフィスワーク系が半数近くを占めているからだと思います。
しかし私のようなWebデザインなどのクリエイティブ職にとってはほとんど使わないスキルになってしまいます。
以前私が働いていたクリエイティブ職専門の派遣会社では、研修として動画サービスを期間限定で視聴することができ、様々なデザイン系、プログラミング系、解析など、付与されたID・パスワードでログインして好きな動画を学ぶことができました。
クリエイティブ系の職種を専門とする私にとっては、派遣での研修もスキルアップできるため楽しみの一つでしたが、オフィスワーク系の研修が中心なのでスキルアップすることができず物足りない状況です。
担当者によって大きく違う
これはどの派遣会社にも共通することですが、担当者によって大きく対応が異なります。
営業の方が担当になったり、就業フォローをメインとした部署の方が担当になったり、その時によって担当部署も違うようです。
以前営業の方が担当だった時は、なかなか連絡が取れなくて困ったことがありました。
これも派遣先の一緒に働く方との人間関係が上手くいってる時とトラブルを抱えている時では、派遣元担当者に求めることが違うと思います。
人間関係が上手くいってる職場では、特に派遣元の担当者にはあまり求めることもないのですが、トラブルを抱えている場合はしっかりとした方に担当してもらわないと、逆にトラブルを増やしてしまう可能性もあります。