私は自宅の一室で在庫保管しネットショップをやっているため、発送も全て自分で行っています。
いかに配送料を安くするかがカギとなってきます。
そこで今回は、主要な配送業者とその特徴、選び方と送料を安くする方法についてご紹介します。
これから配送業者を決めるという方はぜひ参考にしてみてください。
目次
配送業者と料金後納契約する
前年度の配送実績のない個人事業主でも配送業者と契約することができます。
私も全く実績のない初年度から配送業者と特別契約することができました。1年間の予想される配送数を伝えて、これからこのくらいの配送数を見込んでいると言えば大抵契約することができると思います。
まずは、いくつかの配送業者に連絡を取り、料金後納契約をしたいと伝え、見積もりをしてもらうことをオススメします。
配送料は決まっていない
配送料金の取り決めは、配送数や前年度の実績によって料金はマチマチなので、あまり具体的な話はできないのですが・・・。
全く実績のない初年度の私の話をすると、ある配送業者では同じ担当者でも最初の見積もりと半年後の見積もりが全く違いました。料金の違いを指摘すると、小さいサイズが安いパターンと大きいサイズが安いパターンがあり、どちらがいいか選ぶように言われました。まさに担当次第といった感じです。
サイズにより通常料金のほうが安い場合もある
料金後納契約は、通常料金に比べて全てのサイズが安いとは限らないです。
配送実績のないネットショップの場合、特にメール便や60サイズより小さいサイズの荷物は、通常のほうが安くなることもあります。
60サイズ以上の荷物であっても、配送業者によって、サイズ、地域で値段のバラつきがあるため、どこの配送業者が一番安いと決めるのがとても難しいです。
数社と契約をして、サイズ、地域によってその都度一番安い配送業者を使うのがベストですが、面倒なのと、年間予想個数に達しない場合、翌年度の契約が解除される恐れがあるため難しいところです。
ネットショップの配送業者の選び方
持ち込み場所が近い配送業者を選ぶ
私のように一人でショップ運営している場合、宅配業者の集荷に来てもらう事が便利とは言えません。
集荷受付時間も限られていますし、また集荷依頼をして集荷に来るまでの間ずっと待っていなければなりません。
私は週3回派遣の仕事に行ったり、日中はカフェや図書館で仕事をする事が多いため、持ち込みのほうが都合が良かったりするのです。
時には集荷もお願いしますが、持ち込み場所が近い配送業者を選ぶことは重要です。
また配送業者によっては、後納契約の条件に「持ち込み限定」となる場合もあります。
配送業者の特徴
日本郵便
すべての郵便局に「ゆうゆう窓口」が併設されているわけではないのですが、24時間対応している「ゆうゆう窓口」も多く、「ゆうゆう窓口」を使うと平日夜間、土曜、日曜、祝日でも24時間荷物の持ち込みが可能です。
また、ゆうパックの取扱いを行っているコンビニでも持ち込みが可能です。
なんといっても郵便局の強みは郵便ポストがあることです。郵便ポストだったら絶対近くにありますよね。メール便だとポスト投函すれば発送通知を送ることができるのです。
郵便局 | 日本郵便株式会社:http://www.post.japanpost.jp/index.html
ヤマト運輸
営業所・取扱店だけではなく、コンビニに持ち込みできます。
ヤマト運輸には、宅急便コンパクトというメール便より大きくて、宅急便60サイズよりも小さな荷物を送る際に便利でお得な配送方法があります。
クロネコメンバーズに登録して、「クロネコメンバー割」や「デジタル割」などお得な割引サービスがあります。
クロネコメンバーズ:https://cmypage.kuronekoyamato.co.jp/portal/entrance
佐川急便
持ち込める営業所、サービスセンター、取次店が近くにないのが残念です。
また、ヤマト運輸と日本郵便とは違い、佐川急便の場合、主要なコンビニから発送することが出来ません。
企業や商店など大口契約を主体としている感じがします。
佐川急便:http://www.sagawa-exp.co.jp/
ネットショップの送料を安くする方法
サイズによって使い分ける
「自分のネットショップがどのサイズの荷物が多いのか?」それに見合った一社と契約するのがベストかと思います。
私は現在2社と後納契約をしていますが、後納契約2社間で使い分けるだけではなく、契約より安い場合は下記のように通常発送も利用しています。
◆3cm以下の小さな商品は、追跡サービス付きの全国一律164円で送れる日本郵便クリックポスト
◆メール便より大きくて、宅急便60サイズよりも小さな商品は、ヤマト運輸宅急便コンパクト
梱包サイズを見直す
入れたい商品にフィットしたサイズの箱であるほど緩衝材の量が減りますし、コンパクトなサイズで発送できるので、発送費用を最低限に抑えることができます。
実店舗の場合は、商品を持ち込んで実際に箱に入れて試してみることも可能ですので、最初は実店舗で購入することをオススメします。
商品にフィットしたサイズの箱の探し方については、下記の記事にも書いていますので参考にしてみてください。
>>> 失敗しないネットショップのダンボール・梱包資材の選び方