節税対策！2020年分の確定申告からマイナンバーカードでさらに節税

2020年（令和2年）分の確定申告から、窓口や郵送で確定申告をする場合、青色申告特別控除の上限が55万円となります。

ただし、e-Taxによる申告(電子申告)を利用して確定申告を行った場合は、最大65万円の特別控除を受けることができます。

このことを数日前に知ったため、私は急遽マイナンバーカードの申請をするため、本日慌てて証明写真を撮りに行ったのです。

本日申請はしたものの、果たして確定申告の期日までにマイナンバーカードが受け取れるのだろうか。

2020年分から青色申告特別控除額が変わります

2020年（令和2年）分の確定申告から、青色申告特別控除額、基礎控除額が変わります。

これまでは会場や税務署に持参しても、e-Taxで電子申告しても、青色申告特別控除の上限が65万円でしたが、e-Taxを利用しなければ55万円となります。

現行と改正後の控除額の比較

※10万円の青色申告特別控除の改正はありませんので、これまでと同様となります。

e-Taxを利用すれば青色申告者は控除額が10万円アップ

手間や作業時間の軽減されるだけでなく、青色申告者は控除額が10万円アップするので、e-Taxを利用しない手はありません。

e-Taxで確定申告をするメリット

自宅にいながら確定申告が完了
添付書類を省略できる
青色申告者は控除額が10万円アップ
還付のスピードが早い

e-Taxを利用にはマイナンバーカードが必要

ところが、e-Taxを利用するにはマイナンバーカードが必要になります。

マイナンバーカードは申請からどのくらいで受け取れるの？

マイナンバーカードの交付申請を行うと、概ね１か月で市区町村から、交付通知書（はがき）が自宅に届くようです。

必要な持ち物を持って、交付通知書（はがき）に記載された期限までに、本人が交付場所に取りに行くことになります。

ですので、恐らく申請から約１か月以上はかかるということだと思います。

本日申請はしたものの、果たして確定申告の期日までにマイナンバーカードが受け取れるのだろうか。

確定申告ソフトはe-Tax（電子申告）に対応しているの？

電子申告には、マイナンバーカードとカード読み込みに対応したスマートフォンが必要です。

確定申告ソフトは、e-Tax（電子申告）に対応しているのでしょうか？

それでは、主要クラウド型会計ソフトがe-Tax（電子申告）に対応しているかみていきましょう！

マネーフォワード クラウド確定申告

「マネーフォワード クラウド確定申告」は、株式会社マネーフォワードが提供する確定申告ソフトです。

現段階でマネーフォワードは、ID/パスワード方式のe-Tax機能には対応していません。

マネーフォワード クラウド確定申告からエクスポートしたデータ（xtx形式）は、インストール型とWeb版のマイナンバーカードを利用しログインするタイプのe-Taxのみに対応しています。

ID/パスワード方式のe-Taxを利用する場合は、マネーフォワード クラウド確定申告で作成した青色申告決算書の内容をもとに、「確定申告書等作成コーナー（国税庁）」にて申告書を作成し、そのデータをe-Taxへ送信してください。

マネーフォワード クラウド確定申告でのe-Taxファイルの出力、スマートフォンを使った電子申告は、2021年2月中旬に対応予定とのことです。

マネーフォワード クラウド確定申告

クラウド会計ソフト freee（フリー）

「クラウド会計ソフト freee（フリー）」は、freee株式会社が提供する確定申告ソフトです。

スマホでfreeeの電子申告アプリを活用すれば、マイナンバーカードを用いてカンタンに電子申告を完了する事が出来ます。

WEBからの提出の場合はカードリーダが必要です。

freeeの確定申告書の作成で「freeeで電子申告」を選択すれば、ガイド通りに進めるだけで電子申告が出来るので簡単です。

クラウド会計ソフト freee（フリー）

弥生のクラウド確定申告ソフト

「弥生のクラウド確定申告ソフト」は、弥生株式会社が提供する確定申告ソフトです。

事前にマイナンバーカードとICカードリーダーライターが必要になります。

また、確定申告e-TaxモジュールはMacには対応していません。

弥生のクラウド確定申告ソフト