新型コロナウイルスの感染が拡大する中、4月7日政府が東京、大阪など7都府県に「緊急事態宣言」を発令しました。
対象地域となった各社は在宅勤務や時差出勤、営業自粛などの対応を強く求められています。
外出自粛により、商売を営む多くの個人や事業主が「実店舗の売上が落ちている」問題に直面しているのです。
企業ではリモートワークが始まっていますが、実店舗を持つ小売業ではなかなか難しいのが現状です。
これにより失業や生活困窮への不安が、すごい勢いで広がっています。
新型コロナの影響で仕事や収入がなくなる不安やリスクに備えて、私たちは今何ができるのでしょうか?
目次
EC・ネット通販・ネットショップ売上増加
外出自粛要請に伴い、実店舗の来店者と売上が大幅に減少しています。
そんな中でも、EC・ネット通販は大幅な伸びをみせています。
コロナ騒動で世界的にECサイトの売上が急増しているようなのです。
日本でも新型コロナウイルスの影響を受けた実店舗を構える事業者が、ネットショップの開設を効果的に活用している事例も出てきているようです。
実店舗を構える事業者が、EC・ネット通販・ネットショップをこれから始めようとしています。
EC・ネット通販・ネットショップの販売先の種類
「ショッピングモール」と「独自ネットショップ」
EC・通販、ネットショップで出品・出店する場合には、大きく分けて「ショッピングモール」と「独自ネットショップ」の2つの方法があります。
どちらに出店するべき?
私は最終的には「ショッピングモール」と「独自ネットショップ」の両方に出店するべきだと思っています。
その理由はどちらにも出店するメリットがあるからです。
現在私はAmazon、Yahoo!ショッピング、BUYMA(バイマ)、独自ネットショップに多店舗出店しています。
多店舗展開の魅力
一つの店舗のみで出店している場合は一つの店舗からしか収益がありませんが、多店舗展開している場合は、それぞれの店舗からの収益があります。
また、それぞれの店舗ごとに売れ筋商品や売れる時期が違うのです。
不思議なことに一度一つのショップで売れだすと、しばらくそのショップで売れ続けるのです。そして一度売れ行きが止まるとなぜかピタリと売れなくなるのです。
常にどこかの店舗で売れている
それが店舗ごとに交互にやってくるため、多店舗展開してる場合は、毎日どこかしらの店舗で売れてるという状況になる訳です。
ですので、ともかく複数のショッピングモールと独自ネットショップ一店舗の多店舗展開は絶対にするべきだと私は思っています。
ショッピングモールに出品・出店
ショッピングモールとは、複数のネットショップがひとつのサイトにまとまっており、WEB版の百貨店のように様々な商品を販売しているお店のことを言います。
代表的なショッピングモールに「楽天市場」「Yahoo!ショッピング」「Amazon」などがあります。
メリットは集客力が高いこと
ショッピングモールに出店する一番の魅力は、特に集客力が高いことにあります。
独自ネットショップは集客がとても難く、ブログやSNS等で商品の紹介や読み物、コラムなどを長期間コツコツと配信し続ける覚悟が必要です。
このように独自ネットショップの場合は、時間をかけてショップを育てる必要がありますが、ショッピングモールは元々圧倒的な知名度と集客力があるのです。
- 圧倒的な集客力!商品を出品すればすぐに売れる可能性あり
- 出品点数が少なくても売れる可能性あり
- ショッピングモールの多店舗展開で売上増
集客に即効性を求めるなら
ショッピングモールの場合は、出店後すぐに商品が売れる可能性もあります。
私がYahoo!ショッピングでストア開店した時は、約2日で商品が売れました。
当然SEO対策も全くやっておりませんが、ショッピングモールの即効性は本当にすごいのです。
ショッピングモールに出店するメリットは、やはり知名度を生かした圧倒的な集客力に優れていることです。
また、独自ネットショップに比べて出品・出店作業が比較的楽です。
出店すべきショッピングモール一覧
ショッピングモールの詳しい比較は、私が運営する「ネットショップBOX」で記事を書いていますので、是非参考にしてみてください。
↓ ↓ ↓
参考
出店すべきECモール徹底比較7選!楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピングネットショップBOX
独自ネットショップを出店
独自ネットショップとは、単独でショッピングカートを借りて自分でオリジナルのお店を出店することを言います。
メリットは出店料や販売手数料がかからない
独自ネットショップの一番の魅力は、出店料や販売・制約手数料などの費用がかからないこと。
モールの販売手数料は売れる個数に比例して増えるのに対し、独自ネットショップのショッピングカートレンタル費用は毎月一定です。
売上が増えれば増えるほど「独自ネットショップ」のほうが有利になる訳です。
- 出店料や販売手数料がかからない
- 価格競争になりにくい
- 自由に思い通りの見せ方が可能
価格競争になりにくい
ショッピングモールの場合、同じブランド内で上位の売り上げランキングに入らなければ、目立たないイコール売れない仕組みになってます。
要するにモールでは安くなければ売れないということです。
一方独自ネットショップでは、値段が少し高めでもなぜか売れる傾向にあります。
ショッピングモールと独自ネットショップに多店舗販売しているショップが数多くありますが、他店より高値のためモールでは全く売れていないにも関わらず、独自ネットショップのほうでは(モールと同金額)で出店していても検索上位に上がり、売れていることがわかるサイトが多数存在しています。
しかし、これは独自ネットショップで検索上位を獲得するということが大前提となります。
そこまでいくには、ショップの並々ならぬ努力が必要だということです。
販売手数料がかからず、価格競争に巻き込まれにくい独自ネットショップでも売上アップを目指したいです。
ショッピングカート一覧
ショッピングカートの詳しい比較は、私が運営する「ネットショップBOX」で記事を書いていますので、是非参考にしてみてください。
↓ ↓ ↓
参考
ショッピングカート徹底比較12選!おすすめと比較ポイント2020年版ネットショップBOX
まとめ
複数のショッピングモールと独自ネットショップ一店舗の多店舗展開して、常にどこかの店舗で売れ続けるショップ運営を目指していきましょう。
「ネットショップBOX」は、ネットショップの開店準備から選び方、モールの出品、デザイン、運営、集客、トラブルまで、初心者にも分かりやすく説明しています。
EC・ネット通販・ネットショップをこれから始めようという方が参考に見ていただければ幸いです。
↓ ↓ ↓