個人事業主やフリーランスが厚生年金・社会保険に加入する方法

個人事業主やフリーランスが厚生年金・社会保険に加入する方法

現在私はWebデザイナーとして週3日派遣で働きながら、ネットショップ、アフィリエイト、ドロップシッピング、フリーのWebデザイナーなど5つの収入源を持つ複業家として生計を立てています。

フリーランスや個人事業主は、会社に縛られず自分のペースで仕事ができる訳ですが、社会保険完備の会社員と比べて保障が手厚くないというデメリットがあります。

フリーランスや個人事業主の場合、国民年金や国民健康保険を全額自分で納めなければならず、半額会社負担の会社員と比べて不利な点と言えます。

私は、フリーランス・個人事業主ですが、現在厚生年金・社会保険に加入しています。

そこで本日は、個人事業主やフリーランスが厚生年金・社会保険に加入する方法をお話したいと思います。

個人事業主やフリーランスとは?

個人事業主とは?

個人事業主とは、法人を設立せずに個人で事業を営む人のことを言います。

税務署に「開業届」を提出して事業の開始を申請すれば、個人事業主として独立したことになります。

フリーランスとは?

フリーランスとは、特定の企業や団体との雇用関係を持たずに、個人として独立して仕事を請け負うという「働き方」をしている人の呼称です。

フリーランスも個人事業主の一種です。

電通やタニタが社員の個人事業主化を推奨するなど、多様化する働き方の選択肢の一つとして注目を集め始めています。

短時間労働者に対する健康保険・厚生年金保険の適用拡大

従来社会保険の加入対象者は、週30時間以上働いている労働者となっていました。

しかし、平成28年10月から厚生年金保険・健康保険の加入対象が広がりました。

要件早見表

要件 平成28年10月~(現行) 令和4年10月~(改正) 令和6年10月~(改正)
事業所の規模 常時500人超 常時100人超 常時50人超
労働時間 週の所定労働時間が20時間以上 変更なし 変更なし
賃金 月額88,000円以上 変更なし 変更なし
勤務期間 継続して1年以上使用される見込み 継続して2か月を超えて使用される見込み 継続して2か月を超えて使用される見込み
適用除外 学生ではないこと 変更なし 変更なし

週5勤務で8時間拘束されることが辛く、アレルギー体質を持っているうえに、人間関係が苦手など様々な理由から、会社員として働くことができなかった私。

だけど、将来の年金受給のため、どうしても社会保険に加入したかったのです。

そのため、私は週の所定労働時間が20時間以上、週3(1日8時間)を派遣勤務することを選びしました。

週3(1日8時間)くらいなら、なんとか私にも苦痛なく働くことができます。

週3日派遣で働くことで、安定収入と厚生年金をかけながら、それ以外の日は会社に縛られずに自由に好きな仕事をしています。

個人事業主がパートやアルバイトと掛け持ちしても大丈夫なの?

個人事業主の方がパート・アルバイトと掛け持ちをするのはOKです。特に問題はありません。

個人事業主が派遣社員と掛け持ちしても大丈夫なの?

個人事業主とは、フリーランスとして独立開業している人になります。

個人事業主は、どこにも雇用されていない状態となります。

なので、個人事業を継続したまま、派遣スタッフとして派遣会社に雇用されたとしても、特に問題はありません。

社会保険完備の短時間労働ってどんな職場?

社会保険完備の短時間労働一例
  1. コンビニ大手でパート・アルバイト
  2. 大手派遣会社で短時間労働
  3. 大手スーパーマーケットでパート・アルバイト
  4. 薬局など大手チェーン店でパート・アルバイト
  5. 大手ファーストフードでパート・アルバイト

タウンワーク

圧倒的な求人数の多さ

タウンワークは、全国のバイト・アルバイト・パート情報を網羅した日本最大級の求人サイト!

タウンワークには圧倒的な求人数があります。

全国のアルバイト・パート情報を網羅しているので、自分が住んでる地域で見つかります。

アルバイト・パートを探すならタウンワークがおすすめです。

アルバイト・パートを探すならまず始めにタウンワークで探すといいと思います。

短時間労働で社会保険に加入できる派遣会社

短時間労働でも社会保険(厚生年金)に加入できる派遣会社5選!を紹介していきます。

マイナビスタッフ

マイナビスタッフ

マイナビスタッフは、マイナビグループが運営する人材派遣会社です。

大手優良企業の事務職やクリエイティブ職、高時給、短期、紹介予定派遣などの求人が多数。

マイナビスタッフは、幅広い職種の仕事を紹介していますが、その中で最も多い割合が事務職40%、次いでクリエイティブ職32%となっており、この2職種で求人全体の7割以上を占めています。

マイナビスタッフは、従業員501人以上の会社のため、短時間労働でも就業条件が加入資格を満たしていれば、社会保険(健康保険、厚生年金保険)に加入することができます。

事務職、クリエイティブ職を探している方には、おすすめの派遣会社です!

下記記事でマイナビスタッフについて詳しく紹介しています。
↓ ↓ ↓
マイナビスタッフ(派遣会社)の特徴・評判・メリット・デメリットマイナビスタッフ(派遣会社)の特徴・評判・メリット・デメリット

リクルートスタッフィング‎

リクルートスタッフィング

リクルートグループの人材派遣会社「リクルートスタッフィング」。

全国に多数登録拠点があり、『家にいながら派遣登録ができる』オンライン登録があります。

リクルートスタッフィング従業員501人以上の会社のため、短時間労働でも加入条件を満たしている場合、健康保険・厚生年金・介護保険は加入することができます。

リクルートスタッフィングの健康保険は、リクルートのグループ各社が参加し運営しているリクルート健康保険組合への加入となります。

リクルート健康保険組合の保険料率の安さやサービスの充実も大きな特徴の一つです。

下記記事でリクルートスタッフィングについて詳しく紹介しています。
↓ ↓ ↓
リクルートスタッフィングの特徴・評判・メリット・デメリットリクルートスタッフィングの特徴・評判・メリット・デメリット

パーソルテクノロジースタッフ

パーソルテクノロジースタッフ‎

フリーランス・ダブルワークの派遣求人を紹介してくれる「パーソルテクノロジースタッフ」。

国内最大級のエンジニア・Web・IT分野専門の人材派遣会社。

「パーソルテクノロジースタッフ‎」は、短時間労働でも加入条件を満たしている場合、健康保険・厚生年金・介護保険は加入することができます。

フリーランス・ダブルワークでも社会保険に加入できるのは魅力です。

フリーランス・ダブルワークとして派遣の仕事を探している方は、安定収入を得ながら自由な働き方ができる案件の多いパーソルテクノロジースタッフがおすすめ。

下記記事でパーソルテクノロジースタッフについて詳しく紹介しています。
↓ ↓ ↓
パーソルテクノロジースタッフの特徴・評判・メリット・デメリットパーソルテクノロジースタッフの特徴・評判・メリット・デメリット

マンパワー

マンパワー

派遣求人サイトの『JOBNET』を運営しているマンパワーグループは、世界80カ国以上にサービスネットワークを有する米国マンパワーグループの日本法人です。

派遣なら世界最大級のマンパワーグループがおすすめです。

日本で初めての人材派遣を開始したということもあり、長い歴史の中で得た信頼からか、国内の大手企業や優良企業のにも強い特徴があります。

日本全国で100箇所以上に拠点があるため、場所を選ばずお仕事探しが可能です。

マンパワーグループは、短時間労働の派遣社員も要件を満たせば厚生年金に加入することができます。

テンプスタッフ

テンプスタッフ

パーソルテンプスタッフ株式会社は、東京都渋谷区に本社を置く大手人材派遣会社。

7年連続、人材ビジネス業績ランキング第1位となる人材派遣業界最大級のビジネススケール。

国内437拠点、海外182拠点で人材サービスを提供しており、業界トップクラスの求人数があります。

「テンプスタッフ」は、1週間の所定労働時間が30時間未満または1ヶ月の所定労働日数が15日未満(雇用元の一般社員の4分の3未満)の場合であっても、加入条件を満たしている場合、健康保険・厚生年金保険に加入することができます。